Bybitの使い方完全ガイド|口座開設から取引方法まで初心者向け解説

※Bybitは海外ユーザー向けの暗号資産取引所で、現在日本居住者は新規登録できません。
本記事では、サービス内容や仕組みを理解するための参考情報として解説します。

Bybitは口座開設から最短30分ほどで取引を始められる海外暗号資産取引所です。現物取引・先物取引・コピートレードなど多彩な機能を備えており、初心者から上級者まで幅広く利用されています。この記事では、口座開設の手順から実際の取引方法まで、初心者が迷わず進められるよう順を追って解説します。


  1. この記事でわかること
  2. Bybitとは何か|基本概要と他サービスとの違い
    1. Bybitの主要サービス一覧
    2. 国内取引所と海外取引所の主な違い
    3. 主要な専門用語の説明
  3. Bybitを使うメリット
    1. 1. 取引ツールの質が高い
    2. 2. 手数料が業界水準と比べて低い
    3. 3. コピートレードで自動運用が可能
    4. 4. 500種類以上の通貨に対応
    5. 5. Bybit Earnで保有コインを活用できる
  4. Bybitを使うデメリットとリスク
    1. 1. 日本居住者は正規サービスの対象外
    2. 2. 日本円での直接入出金ができない
    3. 3. レバレッジ取引による全損リスク
    4. 4. 規制強化による口座制限リスク
    5. 5. 一部機能は英語対応のみ
  5. Bybitの使い方|口座開設から取引までの全手順
    1. ステップ1:口座開設
    2. ステップ2:KYC(本人確認)の完了
    3. ステップ3:入金(国内取引所からの送金)
    4. ステップ4:現物取引のやり方
    5. ステップ5:先物取引のやり方(中〜上級者向け)
    6. ステップ6:コピートレードの始め方
    7. ステップ7:Bybit Earn(資産運用)の使い方
  6. Bybitの使い方が向いている人
  7. Bybitの使い方が向いていない人
  8. Bybitの使い方でよくある失敗
    1. 失敗① 送金先のネットワークを間違える
    2. 失敗② KYCを後回しにして出金制限に引っかかる
    3. 失敗③ 先物取引でレバレッジを高くしすぎる
    4. 失敗④ ストップロス(損切りライン)を設定せずに放置する
    5. 失敗⑤ コピートレードで1人のトレーダーに全額を投入する
    6. 失敗⑥ Bybit Earnのロックアップ期間中に相場が急変する
  9. よくある質問
    1. Bybitは日本語で使えますか?
    2. Bybitに入金するのに最低いくら必要ですか?
    3. スマートフォンのアプリでもBybitは使えますか?
    4. レバレッジ取引は初心者でもできますか?
    5. 出金はどのくらいの時間がかかりますか?
  10. まとめ
    1. 結論
    2. 重要ポイントの整理
  11. 関連記事の提案

この記事でわかること

  • Bybitの口座開設手順(画面の見方・KYCの進め方)
  • 入金方法と送金時の注意点
  • 現物取引・先物取引のやり方
  • コピートレードや資産運用機能の使い方
  • 初心者がよくやる失敗と回避策

Bybitとは何か|基本概要と他サービスとの違い

結論:Bybitは先物取引に強みを持つ大手海外取引所で、ツールの充実度と手数料の低さが特徴です。

Bybitは2018年設立、ドバイに本社を置く暗号資産(仮想通貨)取引所です。世界180以上の国と地域で利用されており、登録ユーザー数は1億人を超えています(2024年時点)。

Bybitの主要サービス一覧

サービス名内容難易度
現物取引仮想通貨を実際に売買する基本的な取引初級
先物取引(USDTパーペチュアル)レバレッジをかけた無期限の価格差益取引中〜上級
コピートレード優秀なトレーダーの取引を自動で複製する初〜中級
Bybit Earnステーキングや定期預金のような資産運用初〜中級
NFTマーケットNFTの売買プラットフォーム中級
Web3ウォレット分散型アプリ(DApps)との連携機能中〜上級

国内取引所と海外取引所の主な違い

比較項目国内取引所(例:bitFlyer)Bybit(海外)
金融庁登録あり(登録済み)なし(日本向け正規停止)
日本円入金銀行振込・コンビニ可直接不可
レバレッジ上限最大2倍最大100倍
取扱通貨数約20〜30種類500種類以上
投資家保護金融庁の規制下日本法の保護外

初心者向け補足: 国内取引所は日本の法律で保護されますが、Bybitは日本居住者向けの正規サービスを2023年以降停止しています。利用する場合は法的リスクを十分に理解したうえで自己責任において判断してください。

主要な専門用語の説明

  • KYC(Know Your Customer): 本人確認手続きのこと。パスポートや免許証を提出してアカウントの本人確認を完了させる
  • レバレッジ: 少額の証拠金(担保)で、その何倍もの金額を取引できる仕組み。10倍レバレッジなら1万円の証拠金で10万円分の取引が可能
  • ロスカット: 損失が証拠金の許容範囲を超えたとき、強制的にポジションを決済される仕組み
  • Maker/Taker: Makerは板(注文リスト)に新しく注文を置く側、Takerは既存の注文に対して即時約定させる側
  • USDT: 米ドルと1対1の価値に連動する仮想通貨(ステーブルコイン)。Bybitでの取引で広く使われる

Bybitを使うメリット

結論:多様な取引商品・低コスト・高品質なツールが揃っており、特にアクティブなトレーダーに強みがあります。

1. 取引ツールの質が高い

Bybitの取引画面にはプロ向けチャートツール「TradingView」が標準搭載されており、無料で高機能なテクニカル分析(チャートのパターンや指標を使って相場を読む分析手法)ができます。注文の種類も豊富で、指値・成行・条件付き注文など多数揃っています。

2. 手数料が業界水準と比べて低い

先物取引のMaker手数料は0.01%と、業界内でも低水準です。頻繁に取引するユーザーほど手数料差がコストに効いてきます。

3. コピートレードで自動運用が可能

コピートレードとは、成績優秀なトレーダーの取引をリアルタイムで自動複製する機能です。自分でチャートを分析する時間がない人や、初期段階で仕組みを学びながら実際の取引を経験したい人に向いています。

4. 500種類以上の通貨に対応

国内取引所では取り扱いのない新興コインや小型アルトコインも多く上場しており、投資対象の選択肢が広い点が特徴です。

5. Bybit Earnで保有コインを活用できる

取引しない間も、保有する仮想通貨をBybit Earnに預けて利回りを得られます。フレキシブルセービング(いつでも引き出し可能)とロックドステーキング(期間固定・利率高め)の2種類があります。


Bybitを使うデメリットとリスク

結論:日本居住者の法的リスクと高レバレッジによる損失リスクが最大の注意点です。

1. 日本居住者は正規サービスの対象外

Bybitは2023年に日本向けサービスを停止しました。現在も技術的には接続可能な状態ですが、日本の金融庁が定める登録業者ではないため、万が一の資産消失・トラブル時に日本の法律による保護を受けられません。

2. 日本円での直接入出金ができない

銀行振込などで日本円を直接入金する方法がないため、国内取引所で仮想通貨を購入してからBybitへ送金するという手順が必要になります。この送金作業に慣れるまでは手間とリスクが伴います。

3. レバレッジ取引による全損リスク

最大100倍のレバレッジは、相場が少し逆方向に動くだけで証拠金が消える危険性があります。たとえば10倍レバレッジで取引中に相場が10%下落すると、証拠金がゼロになりロスカットされます。

4. 規制強化による口座制限リスク

今後、日本当局の規制が強化された場合、日本人ユーザーの口座が制限・凍結されるリスクがあります。Bybitに多額の資金を長期間置いておくことは慎重に検討すべきです。

5. 一部機能は英語対応のみ

日本語化は進んでいますが、ヘルプドキュメントや一部の高度な機能は英語のみの場合があります。


Bybitの使い方|口座開設から取引までの全手順

結論:口座開設→KYC→入金→取引の4ステップで進めるのが基本です。各ステップでミスが起きやすい箇所を把握しておきましょう。

ステップ1:口座開設

  1. Bybit公式サイトにアクセスする
  2. 「登録」ボタンをクリックし、メールアドレスまたは電話番号を入力
  3. 届いた確認コードを入力してアカウントを仮登録
  4. パスワードを設定して登録完了

注意点: 必ず公式サイトのURLを確認してください。フィッシングサイト(偽の公式サイト)が存在するため、URLが「bybit.com」であることを必ず確認しましょう。

ステップ2:KYC(本人確認)の完了

KYCを完了しないと出金に厳しい上限が設定されます。口座開設直後に完了させることを推奨します。

  1. マイページ→「本人確認」または「KYC認証」をクリック
  2. 「個人認証」を選択
  3. 国籍・氏名・生年月日を入力
  4. 身分証明書(パスポートまたは運転免許証)の表裏をアップロード
  5. 顔写真(自撮り)または顔認証を実施
  6. 審査完了(通常数分〜数時間)

初心者がつまずくポイント: 書類の写真が暗い・切れている場合は審査に落ちます。明るい場所で全体が収まるように撮影し、ファイルサイズは5MB以内に収めましょう。

ステップ3:入金(国内取引所からの送金)

Bybitへの入金は「国内取引所で仮想通貨を買い、Bybitに送金する」方法が一般的です。

  1. 国内取引所(例:bitFlyer、GMOコイン)でBTCまたはUSDTを購入
  2. Bybitの「資産」→「入金」から対象コインを選択
  3. 表示されたウォレットアドレスをコピー
  4. 国内取引所の送金画面で、コピーしたアドレスを貼り付けて送金

送金時の最重要注意点:

  • アドレスは必ずコピー&ペーストで入力する(手打ち厳禁)
  • 送金するコインのネットワーク(例:BTCならBitcoinネットワーク)が送受信で一致しているか確認する
  • 初回は少額(1,000円相当程度)でテスト送金をしてから本送金を行う

ステップ4:現物取引のやり方

現物取引とは、実際に仮想通貨を購入・売却する基本的な取引です。

  1. 上部メニューから「取引」→「現物」を選択
  2. 取引したい通貨ペア(例:BTC/USDT)を検索・選択
  3. 注文タイプを選ぶ
    • 指値注文: 自分で価格を指定して注文。希望価格にならないと約定しない
    • 成行注文: 現在の市場価格で即座に約定。価格より速さを優先したい場合に使う
  4. 購入数量を入力
  5. 「買い注文」または「売り注文」をクリックして確定

ステップ5:先物取引のやり方(中〜上級者向け)

先物取引(デリバティブ)はレバレッジをかけて価格差益を狙う取引です。初心者には難易度が高いため、仕組みを理解してから始めることを強く推奨します。

  1. 「取引」→「デリバティブ」→「USDTパーペチュアル」を選択
  2. 取引したい通貨ペアを選ぶ(例:BTCUSDT)
  3. レバレッジ倍率を設定する(最初は2〜3倍以下を推奨)
  4. ポジションの方向を選ぶ
    • ロング(買い): 価格が上がると利益
    • ショート(売り): 価格が下がると利益
  5. 注文数量・価格を入力して発注
  6. ポジション画面で損益・ロスカット価格を確認

必ず設定すること: 注文時に「損切りライン(ストップロス)」を設定する。設定しないと、相場が大きく逆行した際にロスカットまで損失が膨らみます。

ステップ6:コピートレードの始め方

  1. 「コピートレード」メニューへ移動
  2. リスト内のトレーダーを比較する
    • 確認すべき指標:勝率・最大ドローダウン(最大損失率)・運用期間・フォロワー数
  3. 気になるトレーダーのプロフィールページを開いて取引履歴を確認
  4. 「コピーする」をクリックして投資額と上限設定を入力
  5. 設定完了後、トレーダーの取引が自動で複製される

注意点: 過去の成績は将来のパフォーマンスを保証しません。一人のトレーダーに全額を集中させず、分散させることをおすすめします。

ステップ7:Bybit Earn(資産運用)の使い方

  1. 「Earn」メニューへ移動
  2. 「フレキシブルセービング」または「ロックドプロダクト」を選択
  3. 預け入れたいコインと金額を選ぶ
  4. 利率・ロックアップ期間(引き出し不可期間)を必ず確認
  5. 「申し込む」をクリックして完了

Bybitの使い方が向いている人

以下の特徴に当てはまる人は、Bybitの機能を活かしやすいといえます。

  • 先物取引やレバレッジ取引を経験してみたい人
  • 国内では取り扱いのない仮想通貨に投資したい人
  • コピートレードで自動運用を試してみたい人
  • 取引ツール(チャート・注文機能)の質を重視する人
  • 手数料を抑えてアクティブにトレードしたい人
  • 海外取引所をすでに1つ以上使ったことがある人

Bybitの使い方が向いていない人

以下のような状況・目的の人には、Bybitより適した選択肢があります。

  • 仮想通貨を初めて購入しようとしている完全な初心者
  • 日本円で直接入出金したい人
  • 金融庁登録済みの安心できる取引所のみ使いたい人
  • レバレッジ取引の仕組みをまだ理解していない人
  • 長期でビットコインを積み立てるだけを目的にしている人
  • トラブル時に日本語での手厚いサポートを必要とする人

この場合はまずbitFlyerやGMOコイン、SBI VCトレードなどの国内取引所から始め、仮想通貨の基礎を習得することを推奨します。


Bybitの使い方でよくある失敗

結論:失敗の大半は「送金ミス」「レバレッジの設定ミス」「KYC未完了」の3つに集中しています。

失敗① 送金先のネットワークを間違える

USDTにはERC-20(イーサリアムチェーン)、TRC-20(トロンチェーン)、BEP-20(BNBチェーン)など複数のネットワークがあります。送金元と送金先のネットワークが異なると、資金が消失します。送金前に必ず送受信のネットワークが一致しているか確認してください。

失敗② KYCを後回しにして出金制限に引っかかる

KYC未完了の場合、1日の出金上限が大幅に制限されます。利益確定のタイミングになって初めて制限に気づくケースが多いため、口座開設と同時にKYCを完了させましょう。

失敗③ 先物取引でレバレッジを高くしすぎる

「高いレバレッジをかければ儲けが大きい」と考えて20倍・50倍に設定した結果、相場が少し動くだけでロスカットされるケースが後を絶ちません。初心者は2〜3倍以下で始め、ロスカット価格を必ず確認してから発注する習慣をつけましょう。

失敗④ ストップロス(損切りライン)を設定せずに放置する

注文時にストップロスを設定しないと、含み損が無制限に拡大し、最終的にロスカットまで損失が膨らみます。先物取引では注文と同時にストップロスを設定することを鉄則にしてください。

失敗⑤ コピートレードで1人のトレーダーに全額を投入する

過去の成績が良好なトレーダーでも、相場環境が変わると急激にパフォーマンスが悪化することがあります。コピートレードに使う金額は、余剰資産の一部に限定し、複数のトレーダーに分散させることが基本です。

失敗⑥ Bybit Earnのロックアップ期間中に相場が急変する

ロックドプロダクトに預けると、期間中は引き出しができません。急な相場変動で損切りしたいときに資金が動かせず、損失が拡大した事例があります。流動性を重視する場合はフレキシブルセービングを選びましょう。


よくある質問

Bybitは日本語で使えますか?

はい、Bybitは日本語に対応しています。取引画面・メニュー・カスタマーサポートのチャットで日本語が使用可能です。ただし、一部のヘルプページや高度な機能説明は英語のみの場合があります。設定画面の言語設定から「日本語」を選択すると、画面全体を日本語表示に切り替えられます。

Bybitに入金するのに最低いくら必要ですか?

Bybitには最低入金額の規定はありませんが、送金手数料(ガス代)を考えると、あまりに少額の送金は割に合わないことがあります。現実的な最低ラインとして1万円相当以上から始めることを推奨します。また、初回はテスト送金として少額を先に送り、正常に届くことを確認してから本送金することを強くおすすめします。

スマートフォンのアプリでもBybitは使えますか?

はい、iOS・Android両方に対応したBybit公式アプリがあります。取引・入出金・コピートレードなどの主要機能はほぼすべてアプリから操作可能です。ただし、詳細なチャート分析や複雑な注文設定はPC版ブラウザの方が操作しやすい場面があります。アプリダウンロードの際は必ず公式ストアの正規アプリであることを確認してください。

レバレッジ取引は初心者でもできますか?

仕組みを理解した上であれば技術的には可能ですが、推奨はしません。レバレッジ取引は相場が逆方向に動いた際の損失が証拠金を超えて膨らむリスクがあり、慣れていない間は短時間で全損するケースがあります。まずは現物取引で仮想通貨の売買に慣れ、相場の動き方を体感してからデリバティブ取引に移行することを強く推奨します。

出金はどのくらいの時間がかかりますか?

通常は申請から数十分〜数時間で処理されます。ただし、KYCが未完了の場合・セキュリティ審査が入った場合・ネットワークが混雑している場合は数時間〜1日以上かかることがあります。急いで出金が必要な場面に備え、事前にKYCを完了させておくことが重要です。


まとめ

結論

Bybitは取引ツールの充実度・手数料の低さ・多様な取引商品において高い評価を受けており、海外取引所を積極的に活用したいトレーダーにとって有力な選択肢です。ただし、日本居住者向け正規サービスの停止・日本円入金不可・高レバレッジによる損失リスクという3つの大きな課題を理解した上で利用する必要があります。

重要ポイントの整理

  • Bybitの利用は口座開設→KYC→国内取引所経由の入金→取引の順で進める
  • KYCは口座開設直後に必ず完了させる(出金制限を避けるため)
  • 送金時はネットワークの一致確認とテスト送金を徹底する
  • 先物取引は仕組みを理解してから2〜3倍以下のレバレッジで開始する
  • コピートレードやEarnは余剰資産の一部で運用し、集中投資を避ける
  • 日本居住者の法的リスクを把握した上で自己責任において利用する

仮想通貨取引が全くの初めての人は、まず国内登録済み取引所(bitFlyer・GMOコインなど)でBitcoinを少額購入する経験を積んでから、Bybitの利用を検討することをおすすめします。


関連記事の提案

  1. 「Bybitの評判・口コミまとめ|メリット・デメリットをリアルレビューで解説」
  2. 「海外仮想通貨取引所おすすめ比較2025|Bybit・Binance・OKXを徹底比較」  
  3. 「仮想通貨のレバレッジ取引とは?仕組み・リスク・ロスカットの基礎知識」  

コメント

タイトルとURLをコピーしました